より子の言の葉。

30代半ば独身女の読書と徒然雑記ブログです。

【読書感想】Q.「仕事ができない」「容姿もさえない」「彼女いない歴=年齢」の男性に一か月で彼女を作ってください。

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これ、タイトルです。

しかも、恋愛本じゃありません。

実践的マーケティングのお話なんです。

 

とは言っても、小難しい事は一切出てきません。 

  • モテナイ男が
  • マーケティングの力で
  • 彼女を作れるのか

付加価値を付けて戦略的に売り出すという商売の基本を、

恋愛に置き換えてわかりやすく解説しています。

 

著者の竹内謙礼さんは、経済小説をたくさん出しています。

経理の勉強の息抜きのつもりで手に取ったのがきっかけで、ずっと作者買いしている私です。

 

ビジネス書に大切なのは「読みやすさ」だと思うのです。

何かを学ぼうと思ったときに予備知識0でその世界に飛び込むのなら

入り口は優しい方がいい。

経済とかマーケティングとかしり込みしがちだけど、外しちゃいけないテーマでこんなにも優しい教科書はありません。

 

舞台は缶詰メーカーのマーケティング部。

ちょっとさえない佐々木君を営業課から3人目の部員として受け入れ るところから物語は始まります。

よくある手法「知らない人をぶっこんで解説するパターン」です。

マーケティング部の部長美緒さん(33歳・女性)と茜(23歳・女)は、

ものすごく佐々木君に暴言をはくけれど、ストーリーの展開上ご愛敬です。

佐々木君の貯金が1000万あるのもご愛敬です。

これは婚活本ではなく、マーケティング本なのですから。

 

美緒「確かに佐々木君は、見た目はダメかもしれない。でも、彼をメーカーにたとえて。『プロダクトミックス』を用いて考えれば、良い面と悪い面が相殺されて、モテる男として見られるかもしれないわよ」

茜「なるほど。佐々木さん、見た目はダメ男だけど、貯金は持っているし、性格は優しいから、その辺のメリットと組み合わせれば、それなりにポイントの高い男性として評価されるかもしれないですからね」

美緒「そうよ。だから外見は、”めちゃくちゃいい男”にしなくても、”ちょっとだけいい男”にするだけでいいのよ。後は、女の子とつきあった経験が浅いから、そこらへんの知識を植えつけてあげれば、それなりに位置投入してもライバルと戦える”製品”になると思うわ」

p113より

 

同僚と上司がこんな会話をしていたら戦慄だけど、ビジネス書としては特異性があって面白かったです。