より子の言の葉。

30代半ば独身女の読書と徒然雑記ブログです。

【読書感想】「新しい文章力の教室」を読んだら文章を書くことが怖くなった。

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文章を「書きながら」考えていませんか?
――はい、その通りです。

 

初心者ブロガーが読むべき本として複数のブログに掲載されいていたので、購入してみました。
著者はナタリーの初代編集長です。
無知でお恥ずかしい限りですが、そもそも私は「ナタリー」を知らなかったです。
*1

 

「知らない」は罪です。

世の中には知らなかったで済まされないことが往々にあると思いますが、

その一つが戦略的に文章を書く人はここまで考えて書いているんだという事実です

知ってしまったからには改善していかなければならない。
この本を読んで

”良質な文章を求めたら際限なく人生の時間を費やすことになるだろう”

と思い知らされました。

 自己満足ではない文章を書くことが、伝えたいことを伝えることが、どれだけの時間と労力の積み重ねの上に成り立っているのかと思うと、私は怖いです。

 

どこかで過信していたのだと思います。

年間数百冊をの本を読み、文章を褒められることが少なからずあり、読書ブログなんて簡単だろうと。

漫画が好きな人が絵が上手かと問われたら違うように、

読むことと書くことは全く異なることなんだと思いました。

Twitterでデザイナーが軽視されているという事実を知りながら、何故文章を書くことをこんなにも軽視していたのか。

日本語を話していることが日常だからでしょうか。

日本語は話せても日本語の文法を伝えることは私には出来ないです。

活字の海に溺れることは出来ても泳ぐことは難しい。

私はとても無謀なことに挑戦しようとしているのだと感じました。

 

著書は、良い文章とは完読される文章という定義の元、大きく5つの項目で構成されています。
 1、書く前に準備する
 2、読み返して直す
 3、もっと明快に
 4、もっとスムーズに
 5、読んでもらう工夫

 2~4については、文章の技巧的な要素が強いです。 

まだ初心者の私が全部を行うのには無理がありますが、

1についてはとても勉強になりました。

・書き始める前に「どんなことを伝える文章なのか」を決める

・書きたいことを箇条書きにする

5W1Hに沿って事実を揃える

・骨子を作り文章を整える

・レビューとは自分に取材すること

 

自分に取材するとは「それってどういうこと?」の積み重ねです。

今回のブログはこれを意識して書いてみました。

 

特にブロガーではなくとも、文章を書くことが多い人が読むととても勉強になると思います。1冊の本としても読みやすくわかりやすかったです。

ただ、本音を言うなれば

何も知らないでツラツラと自己満足な文章を書いている自分でいたかったです。

きっとこの本はもっと記事数が増えた時、

文章に思い悩んだ時に読み返すことになると思います。

その日が来るまで書くことを諦めないで頑張りたいです。

おしまい。

 

*1:ナタリーとはポップカルチャーのニュースサイトです。